失敗しない住宅の塗料の上手な選び方

お家を自分でリフォームしたい、年月が経ったから少しでもきれいに見せたいなど、普段DIYの経験が無い方でも上手な住宅塗料の選び方を知ることにより、気軽に住宅の補修が可能になるとともに、自分の理想の風合いを自身で表現することができます。
住宅の外壁や屋根を修理する時使われる塗料は、大きく分けると4種類のあります。
シリコン樹脂塗料、アクリル樹脂塗料、ウレタン樹脂塗料、フッ素樹脂塗料です。

まず、大きな家やマンションの外壁を塗り替えを一度行ったら長く持たせたいと言う方は、シリコン樹脂塗料がオススメです。
シリコン樹脂塗料は防水性に優れており、塗ると硬く、光沢のあるガラス質の塗装膜にになるので、剥がれたり膨らむことが少なく、内部の結露防止することができます。また価格も安く、機能性も経済的にもメリットの高い塗料です。

次に、耐久性を重視しない家を鮮やかな色で塗りたいときは、アクリル樹脂塗料をお勧めします。
光沢と保色が優れているのと、日照等による高温の偏食にも耐久性があり、電気を通さないと言うのが特徴です。値段はお手頃ですが、耐久年数が5年と短いため、塗り直しや点検は必要です。

次に、環境に重点を置いた家の補修をする場合は一般的な外壁や屋根の塗料であるウレタン樹脂塗料がオススメです。水や油になどの耐久性も強く、またたわみ性や耐摩耗性に優れており、床に使用されています。また、コンクリートやアルミなど様々な材質のものと相性が良く、特に木材に塗布することに優れています。
最後に艶の持ちが良いで家づくりをしたい場合は、耐久性が12年以上と長持ちのフッ素樹脂塗料がオススメです。いちど塗れば、長期乗り換えが不要で、耐久性美しさともに優れていますが、値段が高価なため一般住宅よりもマンションやビルなどに使われます。

このような知識を踏まえた上で、自分の手で大切な家を補修できたら、もっと愛着のわく素敵な家へ生まれ変わると思います。